2015年12月23日、歴史文化学科創立15周年記念のつどいが開催されました。退職された教員のうち、村岡健次先生、後瀉雅生先生、宮城公子先生、川合清隆先生、堀直先生、横山良先生、ロサリア・アビラ・タピエス先生をお迎えすることができました。また、多くの卒業生や在校生も参加しました。ひとときの時間でしたが、かつて学んだ時のことを懐かしく思い返す機会になったと思います。盛況でとても良い会となり、みなさまに感謝しています。(鳴海邦匡)
歴らぼ(歴史文化らぼ)は、甲南大学文学部歴史文化学科の学生と教員が共に活動し、歴史文化に関わる事象を実践的に学ぶ場です。
歴らぼ古代史班は、2015年12月13~14日、岡山の古墳を見に行きました。岡山には5~6世紀頃に造られた古墳が多数残っており、今回のメインである造山古墳は、県下第1位、全国第4位の規模を持つ前方後円墳です。実際に見ると「造山」という名の通り山と見間違えるほどの巨大な古墳で、その大きさに圧倒されました。他にも横穴式石室を持つこうもり塚古墳など、様々な古墳があります。また今回は、備中高松城跡や国分寺跡などの史跡を見学したほか、足守荘の旧道を歩きました。旧道付近の地形を描いた絵図と実際の風景とを照らし合わせてみると、色々な発見があり、岡山・吉備の歴史を知る貴重な機会になりました。(4回生・坂上方哉)