
戸邉優美 准教授 Yumi TOBE
専門分野:日本民俗学、博物館学
キーワード:村落社会、講、同性のつながり、衣食住、民俗資料緊急調査
学生へのメッセージ
民俗学は、人びとの語りや有形・無形の民俗事象をとおして、その社会が伝承してきた文化や問題を考える学問です。このゼミでは、日常の中の「当たり前」に足を止め、自らの内面に問いかけながら考えを深めます。
ゼミの紹介
来年の祭りは今年の祭りとは違うかもしれない……。一期一会の機会を大切に、積極的にフィールドに出かけ、人びとの語りに耳を傾けてみましょう。
各自がテーマを決め、調査や発表をとおして研究を深めます。ゼミでは卒業論文に向けて、参考文献の探し方や読み方、調査方法、論文執筆など必要な技術を習得していきます。現地調査を実践的に学ぶために、ゼミでフィールドワークにも出かけます。
このほか、長期休みを利用したゼミ合宿も予定しています。


主な担当科目
民俗学の諸問題、民俗文化研究、地理学・民俗学資料研究、観光文明学、地域と文化、学芸員課程関連科目
研究の紹介
これまで東北・関東・九州をフィールドとし、現在は宮城県牡鹿半島の契約講の調査研究に取り組んでいます。博物館学芸員・文化財行政職員の経験があり、埼玉県民俗文化財分布調査票を資料とした衣生活の研究も続けています。