2022年11月26日、読書班・遺跡巡り班で大阪巡検を行いました。今回は中之島香雪美術館と適塾の拝観、中之島周辺の近代建築散策を行いました。中之島周辺には多くの近代建築が残されており、特に中之島公会堂と大阪府立図書館のモダンさにはメンバー全員が心惹かれました。ですが僕のおすすめは芝川ビル。何と言っても入り口がロマンありすぎてかっこいい。中之島香雪美術館では伊勢物語の展示をしており、かなり面白かったです。今回の巡検で15㎞以上歩いたのですが、意外と疲労感はなかったです(笑)。(3回生・畑匡洋)
月: 2022年11月
中辻ゼミ巡見(家島諸島)
2022年11月23日、中辻ゼミでは、兵庫県姫路市の諸島である家島でフィールドワークを行いました。あいにくの雨でしたが、個別テーマを持つグループ毎に行動し、島民の協力のもと充実した一日となりました。私達のグループは島民のライフスタイルに焦点を当て、営業する小売店を中心に聞き取り調査を行いました。コロナ禍の中ですが、私達の質問に真摯に答えて頂き、何でも協力してあげたいという島の方々の姿はとても素敵で心が温かくなりました。この諸島で人の住む主な島は、家島、坊勢島、男鹿島、西島であり、それぞれ環境の特性を活かした暮らしと産業を行っています。姫路港から約30分の船旅で行けるので、是非一度観光に訪れてみてください!(2回生・佐藤葵生)
はじめての巡検―みんぱくに行きました
2022年11月23日、大阪府吹田市にある国立民族学博物館に、基礎演習(髙田ゼミ)で訪れました。博物館には、それぞれの地域展示や音楽、言語展示がありました。館内はとても広く、所々で足を休めながら見て回りましたが、かなり疲れました。一番印象に残った展示物は、アフリカでの奴隷をつないだという鎖でした。奴隷を船で運ぶ時、病気になった奴隷を感染拡大防止のために海へ捨てると聞き、驚きました。とても勉強になった一日でした。(1回生・中山丈瑠)
お伊勢参りへ行こう in 鴻池新田会所
甲南大学は東大阪市からの委託を受け、市域の古文書の調査・研究を行い、その成果を市民に還元する事業を行っています。その一環として「小学校高学年の生徒に江戸時代のお伊勢参りを体験してもらう」というワークショップを鴻池新田会所で2022年11月20日に実施しました。旅に出るために必要な資金を稼ぐことから体験は始まり、菅笠などの旅装束を購入すると共に、江戸時代の旅に必須だった「往来手形」を村の庄屋さんに発行してもらい、旅に出発しました。旅先では、名所見学、茶屋での休憩、お土産の購入などの楽しみを経験をしました。参加者は、稼いだ資金の範囲で工夫して使っており、その様子に感心しました。当日は、江戸時代のガイドブックや伊勢暦などの史料の展示もあり、保護者と共に解説を聞く様子も見られました。この体験をきっかけに歴史的なことに幅広く興味を持ってくれたら嬉しいです。(修士1回生・松田早紀子)
2022年度の卒論中間発表会(髙田・東谷合同ゼミ)
2022年11月17日、東谷ゼミと高田ゼミ合同で卒論中間発表会を行いました。両ゼミ合わせて20人位の参加であったと思います。発表は各ゼミから2名が行いました。私の普段のグダグダなゼミ発表とは違い、どの発表もしっかりしたものでした。発表後の質疑応答において、普段関わらない他ゼミからの質問は、新たな気づきや知見、自身の研究を客観的に見つめ直す良い機会となると思いました。来年は私が卒論を書く番です。正直できる気がしません。ドラ○もんの秘密道具でもあればな…(3回生・“一年後に苦しみがひかえた”村田愛誠)
遺跡めぐり班の巡見:ヨドコウ迎賓館の見学
遺跡めぐり班は、2022年11月13日、芦屋市のヨドコウ迎賓館を訪れました。もともとはフランク・ロイド・ライトの設計による住宅建築で、現在、国の重要文化財に指定されています。大谷石を豊富に使った外観や内装は綺麗でした。4階建ての建物の2階の応接室であった部屋は、狭い入口から中に入ると広くて開放感を感じました。雨で見晴らしが悪いものの、 バルコニーからの景色は晴れたら素晴らしいなと思いました。私はこれまで建築にあまり興味を持てなかったけど、構造により見え方や広さの感じ方が変わることを知り、興味を持つようになりました。今後は色々な建築を見に行きたいと思いました。(1回生・赤枝玲)
髙田ゼミ4回生巡見(鳴門)
2022年11月8日、髙田ゼミ4回生で、大塚国際美術館をメインに鳴門巡見へ行きました。美術館では各自の研究に関わる絵画が多くあり、当時の服飾の色合いやデザイン、絵画の大きさや明暗差など、実際に「見る」ことで理解できる要素が多く詰まっており、とても有意義な時間となりました。大鳴門橋架橋記念館では、鳴門名物「渦潮」の知識だけでなく、素晴らしい景色も楽しむことができました。また、鳴門での食事は、地元の鯛をはじめとする海産物を使ったお刺身や鯛めしをいただき、瀬戸内海の魚介類の美味しさに驚きました。これらの貴重な経験は、卒業研究だけでなくこれからの学びや暮らしを彩るものになると思いました。(4回生・平松万奈)