鳴海ゼミ巡検:名古屋市周辺

2024年12月22・23日、鳴海ゼミの2・3回生は、巡検で名古屋市を訪れました。初日は、トヨタ産業技術記念館のほか、中心街(名古屋タワー、久屋大通り公園など)や大須商店街を訪れました。トヨタ産業技術記念館では、体験型の展示やスタッフの方の解説や実演などを通して、繊維機械や自動車技術の発展を知ることができ、面白かったです。特に自動車技術に関しては、現在の自動車の近づく過程が見られ、興味深く感じました。翌日は、大須商店街の喫茶店で、名古屋名物のモーニングで有名な小倉トーストを食べました。焼き立てのパンに小倉餡をのせて、とても美味しかったです。その後は名古屋のシンボルである名古屋城を訪れ、実際に本丸御殿の中に入り、内部の障壁画や彫刻欄間などを見ました。部屋ごとに異なる障壁画は、非常に綺麗で見応えがありました。2日目は一部別行動になったので、熱田神宮(草薙館)、名古屋県庁、リニア・鉄道館に行ったグループもありました。今回の巡検では、名古屋の歴史や文化に触れられただけでなく、ゼミ内での親交も深めることができたため、貴重な機会となりました。(2回生・竹中杏朱)

博物館実習ⅠAの学外講義:大阪くらしの今昔館

2024年12月7日(土)、学芸員養成課程の博物館実習Iの一環として、大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館を訪ねました。この館の展示は体験型であるため、大阪の昔の家の造りを間近で見ることができ、自分たちで触れたり、動かしたりすることもできました。また、細かい部分まで当時を再現するような工夫がなされているため実際に江戸時代にタイムスリップしたような感覚にもなりました。今回は町家衆(ボランティアガイド)による非常に丁寧な案内で、面白楽しく大阪の昔の町を学べました。 昔の人々は知恵を絞り、当時できる最大限の工夫を凝らし、現代の私たちに負けないくらいの技術が施されていることに感心しました。また、多くの外国人観光客も訪れており、日本文化が世界中に親しまれていることも実感しました。 今回の授業を通して、様々な展示の工夫を知れたり大阪の歴史を学ぶことができ、貴重な経験になりました。(2回生・森川芽郁)

第26回 九州西洋史学会若手部会に参加して

2024年12月1日(日)、第26回九州西洋史学会若手部会がオンラインで開催され、私は「17 世紀末ニューイングランド植民地におけるセイレム魔女騒動の拡大―裁判資料の分析を中心に―」という題目で報告しました。報告会への参加を通して、内容をまとめて発表することだけにとどまらない経験が出来ました。卒業研究の中で一番言いたいことは何なのか、そして、それを伝えるためにどのように内容を組み立てるべきなのか、ということを深く考える切っ掛けになりました。また、発表に対してたくさんの質問をいただいたことで、無意識の先入観や見落としていた観点に気付かされました。発表だけでなく、その準備においても、学ばされることがとても多かったです。(4回生・井上結稀)