髙田ゼミ遠足@奈良・明日香村

2021年11月23日、髙田ゼミは遠足で日本の古都、奈良・飛鳥に行きました。そこは、当時の雅な雰囲気が漂ってくるようで、落ち着かせる雰囲気を持っている魅力的な地でした。そのような中、極彩色の壁画で有名な高松塚古墳や日本最古の仏像がある飛鳥寺、日本最古の和歌集である万葉集の資料がある奈良県立万葉文化館等を訪れました。どれも歴史深い飛鳥を彩る素晴らしい場所で、それぞれに異なる魅力がありました。昼には、奈良名物の柿の葉寿司を高松塚古墳のある歴史公園で食べました。今回の経験を、これからの私たちの学びや生き方に活かしていきたいと思います。(3回生・平松万奈)

中辻ゼミ巡検@たつの市

2021年10月23日、私たち中辻ゼミは兵庫県たつの市を訪れました。たつの市には何があると思いますか? 伝統的建造物群保存地区という歴史ある街や童謡「赤とんぼ」の発祥の地として知られています。「赤とんぼ」の裏話的なエピソードとして、作者の三木露風が初めに作った歌詞は「夕焼け小焼けの山の空」で、後に「山の空」を「赤とんぼ」に変えたことを、案内して頂いた石原さんからうかがいました。その他、有名な薄口醤油に関する資料館で歴史や製造法を学びました。うどんスープで有名なヒガシマル醤油の本社も、たつの市にあります。以上、たつの市の紹介でした!(3回生・松本潤)

東谷ゼミ巡検@香雪美術館

2021年10月8日、東谷ゼミで香雪美術館へ展示見学に行きました。美術館では刀剣がメインの展覧会が開催されており、様々な時代の刀剣が展示されていました。刀剣には姿や地金、刃文など、それぞれに異なる特徴があるのでじっくりと見れば見る程新しい発見があって楽しいです。また、刀剣以外にも刀装具が展示されていました。それぞれに精巧な細工が施されており、その中でも秋の昆虫が描かれた鍔が印象的でした。 久々の博物館見学、とても楽しく勉強になりました。次のお茶をメインにした展覧会にも、是非行ってみたいです。 (3回生・町田和香奈)

博物館実習ⅡAの紹介

博物館実習Ⅱ(A)集中は、今まで蓄えた知識や経験をもとに、新たに博物館や展示室を考えるという実践的な内容でした(2021年9月17~19日実施)。まず、先生たちの話やアドバイスを参考にしながら、どのような博物館をつくるのか、3つのグループに分かれて議論しました。2日目以降も、全体や各グループで議論を続けましたが、なかなか進捗しませんでしたが、3日間の中で少しずつ検討や作業が進み、ようやく展示室のジオラマや博物館全体の構図が完成しました。この実習は「生徒自身が動き、話し合い、具体的なものをつくる」という内容であったため、大変でしたが、博物館についてより深く学べる機会となりました。(3回生・伊藤明菜)

博物館資料論(A)の学外講義

2021年8月8日、博物館資料論(A)の学外講義が、神戸市立小磯記念美術館と神戸ゆかりの美術館で行われました。午前中に小磯記念美術館の絵画学習室にて講義を受けた後、企画展「絵画のひびき」や収蔵庫の見学を実施しました。収蔵庫では、作品を収蔵する移動式棚を動かしたりと貴重な体験ができました。午後は神戸ゆかりの美術館で企画展「世界周遊:神戸ゆかりの画家たちが見た外国風景」を見学し、作品が保管された経緯、修復作業や展示の方法などを学びました。また、オプションとして神戸ファッション美術館の「原田治展」を見学しました。実際に体験しないと分からないことも多く、学芸員スタッフから現場で話を聞けたことはとても勉強になりました。(2回生・畑匡洋)

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2021年度「実践地域学」の紹介

このちょっと変わった名前の講義は、学科の学びを社会や地域に活かすにはどうすれば良いかを考えることを目的に作りました。複数の講師がそれぞれの専門的分野(景観保全とまちづくり、文化財と博物館、編集と出版)から話題を提供し議論します。例えば、2021年8月7日には学外講師招聘講義の制度を活用し、地方(三浦市、岩見沢市)で出版活動を先進的に実践する人達にZoomで講義参加してもらい、講師を交えながら学生と意見を交換しました。こうした議論が卒業後の活動に少しでも参考になればと願っています。(鳴海邦匡)

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2020年度の講義を振り返って

2020年度、甲南大学では新型コロナウイルスの影響により、特に前期はオンラインでの授業が中心となりました。初めての授業形態であり、最初は、通信環境のトラブルやネット上での質問など、戸惑うことも多かったです。また、いつもなら学科で行っているフィールドワークやグループワークといった、実習的な学びも困難となりました。今年度の授業を通して、今まで当たり前に出来ていた実際に肌で感じる学びの有難さを痛感しました。オンライン化が進んでいく世の中において、歴史や文化を学ぶためには自ら動いて調べることは不可欠です。一刻も早く事態が終息し、みんなが共に活動しながら学べる日が来ることを願っています。(3回生・岩本佳歩)

アジア史史料研究Ⅲ・Ⅳ(担当:中町先生)の紹介

私は、中町先生が担当するアジア史史料研究Ⅲ・Ⅳの1年間の講義を通してペルシア語を学びました。前期では文字や基礎的な文法をオンライン講義で学び、後期からは再開された対面講義において、辞書を用いて資料を読解するという実践的な講義が行われました。ペルシア語は今まで学んできた言語とは大きく異なり、文字の形や音の響きは非常に興味深く、資料における詩的かつ独特な言い回しはとても面白いものでした。また、ペルシア語で簡単な自己紹介が出来るようになったり、他のアジア史の講義で登場するアラビア語の単語がなんとなく読めるようになったりと、講義外でも学習の成果が見られたのが、とても嬉しかったです 。(2回生・徳留亜美)

講義のノート

コロナ禍、はじめての対面授業「基礎演習Ⅱ」を受講して

コロナ禍、はじめての対面授業「基礎演習Ⅱ」を受講して

2020年度後期の基礎演習Ⅱにおいて、私達は「歴史を学ぶこと」「自ら赴き調べる事」の大切さを学びました。これまで歴史は年表や出来事、人物を学ぶのがメインでしたが、自らの足で現地に出かけ、そこで得た発見から考察するといった歴史の学習方法を体験できました。また、歴史を学ぶことは現代の社会問題や課題の発見につながることが分かりました。現地に赴いて調べてみると、行ったからこそ分かること、身近なのに知らなかった歴史、現地で出会えた方々など、フィールドワークの大切さを知りました。この講義は歴史の知識だけでなく、何かもっと多くのものを得られた授業だったと思います。(1回生:河内琉嘉・梶原咲良菜)

野寄地区界隈でのプチフィールドワークの写真

博物館の見学@博物館実習ⅠA

2020年12月6日、私は、博物館実習Ⅰにおける集中講義の一環として、神戸ランプミュージアムと神戸市立博物館の展示を見学しました。それはコロナのなか、ようやく実現できた見学でした。博物館の展示は、こうした状況下だからこそ伝わる内容もあり、神戸市博では、Twitterを活用して特別展の宣伝を促すパネルもありました。コロナの流行によって来館者が減少した博物館をどう支えるのかを考える事は、学芸員課程を履修する私達にとって重要な課題であると今回の見学で学ぶことが出来ました。(2回生・中村紗彩)