2015年度卒業論文・南菜摘(佐藤泰ゼミ):平安時代の婚姻儀礼―正妻の決定

平安時代の一夫多妻制において、正妻がどのようにして決まるのかという疑問を持ち、それをテーマにしました。まず婚姻について詳細に知るために、当時の日記などを用いて婚姻儀礼の移り変わり、儀礼の構成要素について調べました。そして、それを踏まえて物語の描写から正妻がどのようにして決定されているのかについて考察しました。その結果、正妻の決定には親の後見の有無と周囲の認識が大きく関わっているのではないかということが分かりました。

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