2023年1月31日、「国際化の歴史」(担当講師:東谷教授)学外講義として兵庫津周辺の史跡および兵庫津ミュージアムの巡検を行いました。「国際化の歴史」講義は、江戸時代の日本がいわゆる「鎖国」下にあっても国際交流が活発であった事例を紹介するもので、兵庫津には朝鮮からの通信使が訪れていたことが挙げられていました。そこで、実際に江戸時代の地図資料を持って周辺史跡を探索してみると、通信使を乗せた船舶が停泊した港や宿泊した屋敷跡を確認できました。また、かつての「兵庫津」全体が明治以降の開発によって大きく様相を変えていたことも理解しました。兵庫津ミュージアムでは、古代から近現代における兵庫津の変遷史を紹介するとともに、どういった国際交流が行われてきたかを伝える展示内容となっており、非常に興味深いものでした。(2回生:大槻耕央)