2018年11月11日、遺跡巡り班は、奈良巡検を行いました。この巡検で最も興味深かったのは、興福寺五重塔です。興福寺五重塔は、730年に光明皇后により建てられた塔で、現存しているものは、1426年に再建されたものです。約600年の間立ち続けてきた興福寺五重塔は、非常に力強い佇まいでその雰囲気に圧倒されました。また、近づいて塔を見ると、軒の下の組物や装飾が非常に細かな作りで、当時の技術力の高さに驚きました。(2回生・藤本航大)
歴らぼ(歴史文化らぼ)は、甲南大学文学部歴史文化学科の学生と教員が共に活動し、歴史文化に関わる事象を実践的に学ぶ場です。