2023年2月20日・21日、東谷ゼミの2・3回は、宮城県仙台市・松島町を訪問しました。1日目は仙台城や瑞鳳殿などの史跡を見学し、仙台藩や伊達政宗公に関する歴史を学びました。2日目には松島を訪れ、近世より「日本三景」と称された風光明媚な土地柄や生活を体感するとともに、瑞巌寺や福浦島などの寺社の見学も行い、その歴史に触れました。もちろん、牛タンやずんだ餅、海鮮など絶品グルメもしっかりと堪能しました。機会があればまた行きたいと感じられる、とても充実した合宿となりました!(3回生・大槻耕央)
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髙田ゼミ巡見:坊勢島への訪問
2023年2月19日、髙田ゼミの2・3回生は、兵庫県姫路市の坊勢島を訪れました。当日は午前から雨でしたが、地域の食べ物や景色を満喫できました。島は年中漁業が盛んで、多くの漁船が港に停泊していました。その姿はまさに圧巻。そして坊勢の新鮮な海鮮料理を海上レストランで頂きました。本当に美味しかったです。坊勢-姫路間のフェリー乗り場のすぐ隣りに綺麗な橋のかかる恵美酒神社があり、毎年祭りが行わてるようで、綺麗な景観の写真スポットでした。島にはラーメン屋やレストラン、様々な施設がありました。それらの場所は地域のコミュニティの場となっており、坊勢の人達と話す恰好の場所でした。姫路からバス30分、フェリー30分の計1時間程で行けるので、皆さんも是非訪れて下さい!(3回生・延原彩斗)
中町ゼミ巡検:三木モスクなど
2023年2月10日、中町ゼミでは、三木モスクの調査を目的に、三木市の巡見を行いました。三木上の丸駅を出て三木城跡やみき歴史資料館を見学した後、ハラールレストランのアルマイダ•ジャパンで昼食を頂いてから、店に直結しているモスクにて集団礼拝の一部始終を見学しました。その後、イマーム(導師)の方のお話を聞く機会があり、シーア派スンナ派の対立がここでもあるのか、女性がどのように扱われているか、などについて詳しい内容を教えて頂きました。次に三木市役所に移動し、国際交流協会の方にも三木モスクの成り立ちや、周辺のムスリム住民のお話をして頂きました。今回の巡検で、日本で暮らすムスリムの実情を知れたことが、異文化交流を考える上での大きな学びとなったと感じました。(2回生・高尾小雪)
歴らぼ通信17号発刊!
歴らぼ通信16号を、2023年2月8日付けで発刊しました。編集は 、畑匡洋(代表・3回生)・前田彩花(3回生)・高岸敬太(2回生)・網干理子(1回生)・高尾小雪(1回生)・鳴海邦匡が担当しました。(鳴海邦匡)
歴らぼ「近代資料班」発足のお知らせ
この度、2022年をもって「近代資料班」という歴らぼ活動班が発足致しました。本班は19世紀末から20世紀における実物資料(史料)の調査・研究を主な活動としており、機会があれば「近代」に関係する史跡・博物館などへの巡検を行いたいと考えています。なお、取り扱う実物資料(史料)の国・地域は基本的に問いません。2023年度より活動を本格化させる方針ですので、興味のある方は歴らぼにお越しください。(2回生:大槻耕央)
歴文的部活動の紹介02:古美術研究会
古美術研究会(甲南大学・文化会)は、古代から近代において日本で制作された美術・工芸品を研究する部活動です。毎年異なった研究テーマを設定しているため、幅広い分野の古美術について知見を深めることができます。一年間の研究成果は、摂津祭(学園祭)でのパネル展示・部誌『古苑』を通じて報告しています。なお、2022年度より月1回の見学会および夏期休業期間における合宿の実施を開始しました。2022年度は研究テーマ「狩野派」に併せ、京都府の二条城・聚光院、愛知県の名古屋城・徳川美術館などを見学しました。(2回生:大槻耕央)
兵庫津の巡検(講義:国際化の歴史)
2023年1月31日、「国際化の歴史」(担当講師:東谷教授)学外講義として兵庫津周辺の史跡および兵庫津ミュージアムの巡検を行いました。「国際化の歴史」講義は、江戸時代の日本がいわゆる「鎖国」下にあっても国際交流が活発であった事例を紹介するもので、兵庫津には朝鮮からの通信使が訪れていたことが挙げられていました。そこで、実際に江戸時代の地図資料を持って周辺史跡を探索してみると、通信使を乗せた船舶が停泊した港や宿泊した屋敷跡を確認できました。また、かつての「兵庫津」全体が明治以降の開発によって大きく様相を変えていたことも理解しました。兵庫津ミュージアムでは、古代から近現代における兵庫津の変遷史を紹介するとともに、どういった国際交流が行われてきたかを伝える展示内容となっており、非常に興味深いものでした。(2回生:大槻耕央)
歴かふぇ14・永井純一先生
2023年1月19日、歴文ラボラトリにて第14回歴かふぇを開催しました。講師の永井純一先生(現代文化論担当)は、「映画、ドラマ作品と音楽~サウンドトラックを含んだオススメ作品について~」というテーマで、主にNetflixを用いつつ様々なコンテンツを紹介されました。歴かふぇということでレジュメは喫茶店のメニュー風となり、海外ドラマやアニメ、ホラー、サスペンスなど、様々なジャンルを音楽と絡めてお話しされました。その中で専門的視点や映画館での見方などの話題があり、普段聞けない学びもありました。一方向的でなく私達もオススメ作品を教えあう時間もあって、意見交換を行いつつ、とても良い雰囲気で有意義な時間となりました。(2回生・佐藤葵生/ポスター制作:1回生・高尾小雪)
第1回「歴史総合」「地理総合」研究会開催
2023年1月17日(火)17時00分~19時30分、今年度から高校社会科に導入された新科目、「歴史総合」・「地理総合」の現状と課題を考える研究会が開催されました。第1回目は、本学大学院応用社会専攻歴史文化コースで教員専修免許を取得し、現在大商学園高等学校で教えておられる吉田有宇哉先生に、「地理総合導入に向けて―私の実践と課題―」と題するご報告をいただき、その後1時間程度議論を行いました。対面とリモートでの参加を併用しましたが、高校教員、学生、大学教員の約30名の参加を得て、活発な議論がなされました。歴史文化学科としては、今後もこの研究会を継続し、高校現場との交流の中で新しい歴史・地理教育の構築に貢献したいと考えております。2023年2月25日には「歴史総合」を考える第2回目の研究会を開催する予定です。ご関心のある方は、教職教育センター(kyooshoku@adm.konan-u.ac.jp)までご連絡ください。ご案内を差し上げます(教員・高田実)
出口ゼミ巡検:京都府伏見区
2023年1月16日、出口ゼミでは、京都市伏見区でのフィールドワークを行いました。その名の由来でもある「伏し水(地下水)」に恵まれた伏見では、古くから酒造りが盛んであり、今回はまず、黄桜や月桂冠といった有名酒造メーカーの資料館を見学しました。そこでは、お酒の造り方のほか、近代に入って伏見の酒が灘の酒に並ぶ全国区の知名度を獲得していく歴史や、伝統的製法から徹底的に管理された工場での製造へ転換する経緯などについても学ぶことができました。その後は、皆で御幸宮神社へ参詣しました。御幸宮神社もまた、境内に湧く名水で知られる神社であり、水の豊かさに彩られた伏見の文化には、灘に立つ甲南大生としてのシンパシーも感じました。(2回生・篠原孝周)