歴らぼ遺跡巡り班@大阪(適塾と四天王寺)

2018年9月11日、遺跡巡り班は大阪の適塾と四天王寺の巡検を行いました。当初は伏見稲荷の巡検予定でしたが、台風の影響により急遽、適塾と四天王寺に変更しました。それでも、順調に巡検を行うことができました。適塾では、開塾以来からあまり変わらぬ建物に触れながら拝観しました。特に印象に残ったものは、かつて塾生の喧嘩によって傷ついた柱で、当時の様子が鮮明に想像できました。四天王寺では、独特で多様な建造物や像などを拝観しました。中でも、講堂に祀られている十一面観世音菩薩と丈六阿彌陀如来を一目見た時は、あまりの神々しさに感嘆し、ありがたみを感じました。今回の巡検を通じて、適塾と四天王寺に関する歴史を深く学べました。(2回生・藤原敬弘)

歴らぼ遺跡巡り班@京都

2018年8月20日、私は遺跡巡り班の京都巡検に参加しました。千本鳥居で有名な伏見稲荷大社を中心に、豊臣秀吉とその妻ねねで有名な高台寺、圓徳院を訪れました。伏見稲荷大社は、朱塗りの鳥居が隙間なく並ぶ姿がとても幻想的でした。境内全体で鳥居が約1万基あることに驚きました。昼食に稲荷寿司、キツネうどんを食べ、高台寺、圓徳院に行き、百鬼夜行展を鑑賞しました。お寺のあちこちに飾られたお化けの描かれた提灯や、百鬼夜行絵巻などを楽しみました。妖怪の他にも高台寺には桃山時代の美術品、圓徳院にはねねの思い出が詰まったお庭が楽しめます。京都はいい所なのでまた行きたいです。皆さんも是非訪れてみてください。(1回 生・勝本里奈)

歴かふぇ06:菊川亜騎先生

私達歴らぼ編集部は、2018年7月19日、今年度の美術史Ⅰを担当された菊川亜騎先生をお招きし、第6回「歴かふぇ」を開催しました。菊川先生の専門は美術史であり、特に最近は第二次世界大戦前後の彫刻における東洋と西洋の交流を研究されています。今回は「彫刻家イサム・ノグチと日本」というタイトルで、氏と日本の関係についてご報告頂きました。また、ご報告の後は、参加者からの様々な質問に答えていただき、より深くテーマについて学ぶことができました。お菓子を食べながらのゆるりとした空間で知識を深める充実した時間となりました。(3回生・山本彩菜)

 

歴らぼ遺跡巡り班@堺

遺跡巡り班は、2018年7月8日に堺へ行きました。天気にも恵まれて巡検日和となりました。1・2年生合わせて9人が参加し、私は初めての参加でしたが、普段あまり話せない1年生ともたくさん話すことができ、とても楽しかったです。巡検ルートは、三国ケ丘駅から、仁徳天皇陵、堺市博物館、いたすけ古墳と巡りました。博物館では古墳のできる行程、埴輪や石棺の模型が展示してあり、みんなで真剣に展示品を眺め、説明書を読みました。実際に古墳も見に行きましたが、堀と側面しか見えず、唖然。しかし、逆にそれほどまでに大きいのだと実感することができ、とても良い経験となりました。(2回生・井上亜由未)

「篠山プロジェクト」(歴らぼ地図班)第二弾企画完成!

「歴らぼ地図班」を中心とする「篠山プロジェクト」メンバー(代表:4回・椿野佑太)は、2015年度企画(歴らぼ通信6号に記事を掲載)を進展させるために、地域連携センターの支援を受けて第2弾の活動を実施しました。活動内容は、篠山市民に青山家文書の存在をより知ってもらうために、篠山城や城下町の絵図を紹介するというものです。ただし、これまでに十分な調査が実施されていないことから、私達は、青山歴史村や亀岡市文化資料館などで調査を実施しました。その成果は冊子(4頁)とパネル(3枚)にまとめました。それらは丹波篠山デカンショ館と篠山城大書院に設置し、市民や観光客の目にふれることになりました。作業は大変でしたが、私達の活動がこうして形になって嬉しく思います。(3回・上谷ひな、水田佳奈)

 

「加古川「知」を結ぶプロジェクト」成果報告会@歴らぼ中世班

2018年1月13日、歴らぼ中世班は「加古川「知」を結ぶプロジェクト」成果報告会に参加しました。この企画は甲南大生が加古川市の地域課題を調べ、その解決のための提案をするというものです。

私達は市内の鶴林寺を素材に発表しました。鶴林寺は播磨地方有数の古寺で、聖徳太子が建立したと伝えられます。本堂は国宝に指定され、そのほか多くの文化財を所有しています。人気の観光地になる要素はあるものの、現状は市外の人々に知られておらず、また、鶴林寺に行ったことのない加古川市民も少数ながらいます。私達はこの課題を解決するために、鶴林寺に人を呼び込む提案をしました。

発表はとても緊張しました。市役所や一般の方々など多くの人が発表を聴いていると考えるだけで、緊張で手が震えました。この企画で得た経験や反省を次に活かしていきたいです。(2回生・金澤舞奈)

歴かふぇ vol.5:エジプト映画上映会@iCommons

歴かふぇVol.5は、20171124日、エジプト映画「MICROPHON」(2010)の上映会を開催しました。この映画は、若者達の音楽をベースにしながら、エジプト革命直前の若者たちの心情を描いています。上映会では、翻訳者の1人である勝畑冬美先生(東京外国語大学・研究員)にお越し頂き、当時の時代背景や翻訳のプロセスなど、中町先生との談議を交えながらお話頂きました。質疑応答では、来場者から熱心な意見を得ることもできました。また、用意した中東の伝統菓子デーツも好評で、より一層、中東の雰囲気に浸ることができました。(3回生・村尾聖華)

歴かふぇ vol.5の告知:エジプト映画上映会@iCommons

 歴史文化学科の学生有志が運営する実践的課外学習活動「歴らぼ編集部」では、きたる11月24日、エジプト映画「マイクロフォン」の上映会を開催します。「マイクロフォン」はアフマド・アブダッラー監督によるエジプト映画で、関西では初の上映となります。
 ゲストにアラブ映画研究がご専門の勝畑冬実先生を招いて、この作品との出会いのエピソードや、字幕を手がけての苦労話などをうかがいます。会場は、できたてほやほやのiCommons地下1階のiStage。また、中東の伝統的スイーツであるデーツも準備しました。
  甲南生だけでなく、興味のある方はどなたでもご覧頂けます。参加無料、事前登録不要です。詳細は、歴らぼ編集部が作成したチラシをご覧下さい。

歴史文化研究センターの設置と歴らぼ古文書班

甲南大学は、2017年5月1日に東大阪市と受託契約を結び、東大阪市域の古文書について整理・調査を行い、その結果を市民への普及を行うこととなりました。このプロジェクトを進めるため、5月1日付で「歴史文化研究センター」を東谷研究室内に設置しました。学外の研究者の参加も得て、調査成果を報告書としてまとめることを予定しています。市民への普及活動の一つとして、古文書の内容を解説したパネルを作成いたしました。作成の中心となるのは、文学部歴史文化学科の学生活動である「歴らぼ」古文書班の学生たちです。前期には、古文書を一文字一文字読み解き、内容を理解する作業を進めました。夏休みには、関係各所のフィールドワークを行うとともに、パネル原稿の作成に取りかかりました。パネルは、東大阪市市制施行50周年の企画として行われた「プレパネル展」でお披露目しました(2017年9月20日(水)~27日(水)、於東大阪市総合庁舎)。学生の成果を多くの人に見てもらいました。(東谷 智)

歴らぼ遺跡巡り班@嵐山

2017年9月8日、本年度3回目となるの活動は、嵐山の巡検でした。昼食は嵐山名物の湯葉と湯豆腐を食べ、京都の食文化を楽しみました。食後は2班に分かれ、A班は竹林と地蔵が見所の化野念仏寺、B班はえんむすびで有名な野宮神社と平家物語に登場した尼寺である祇王寺に行きました。両班揃って行った清凉寺には豊臣秀頼の首塚があり、何故ここにあるのか気になりました。今回、遺跡巡り班の巡検に参加して、自分の知らない京都を知ることができて良かったです。(1回生・福田綾香)