博物館資料論(A)の学外講義


博物館資料論(A)の学外講義が、 2020年8月30日に神戸市立小磯記念美術館、11月8日に神戸市立博物館にて行われました。まず、小磯記念美術館では、初めに小磯良平の生い立ちやその画風について、次に展示室での工夫を学びながら作品を鑑賞しました。その後はバックヤードも含めた施設を見学し、貴重な体験となりました 。また、神戸市立博物館では、使用されていない展示室において講義を受けた後、常設展と特別展「和のガラス」を鑑賞しました。新型コロナウイルスの影響を受けてイレギュラーな対応や日程となりましたが、 学芸員として学ぶべき多くのことを吸収できたと感じました。(2回生・徳留亜美)

神戸市立博物館での講義の様子



中辻ゼミ巡検@神戸

2020年10月24日、私たちはフィールドワークで神戸の街を訪れました。私は神戸に住んでいるので「今更神戸でフィールドワークとか面白くないにも程があるでしょ…」と思ったのですが、実際に訪れた華僑博物館や移民ミュージアムは今まで行ったことのない場所で、非常に新鮮な気持ちで楽しむことができました。神戸と海外との関係を深く学ぶことができ、神戸の街の良さを改めて実感するいい機会となりました。昼食後に訪れた「ヴィーナスブリッジ」は、神戸の街が一望でき、絶景でした。今回のフィールドワークでは様々な楽しい体験ができましたが、一番面白かったのは先生がいきなり南京町でタピオカを買い始めたことでした。あまりにも突然すぎたので笑わざるを得ませんでした。2020年の面白かったエピソードの中で第3位に入るくらい面白かったです。(3回生・吉田菫)


ヴィーナスブリッジ にて

基礎演習Ⅱ巡検体験記@近江八幡

 2019年12月15日、歴文1回生の私達は、 授業の一環として滋賀県近江八幡市界隈で巡検を行い、琵琶湖や日牟禮神社、瑞龍寺のほか、たねや クラブハリエにも行きました。私にとって琵琶湖を見るのは2回目でしたが、上から見下ろしたのは初めての体験で、半分しか琵琶湖は見えませんでしたが、改めて大きいと感じました。古い街並みや、昔ながらの家の造りも見ることができ、1日で様々な場所に行きました。私にとってこのように歴史を感じる機会は普段少ないので、とても良い経験になりました。(1回生・原口 薫乃 )

鳴海ゼミ巡検@香川

鳴海ゼミでは、2019年11月28日から29日の2日間、香川で巡検を行いました。初日は、栗林公園と高松城、そして北浜alleyなどの高松港界隈、2日目は、「石垣の名城」と称する丸亀城や金刀比羅宮を訪ね、金刀比羅宮は最奥の奥社まで行きました。また、2日間で4軒のうどん屋に行った人、深夜1時神戸発で早朝5時半高松着のジャンボフェリーで現地入りした人も居ました。巡検先のメインである史跡巡りは、訪れたタイミングが良く、紅葉が史跡を豊かに彩っていました。静かに見る人、写真を撮る人、それぞれに感じるものがありました。少し遅めの秋に触れつつ、香川県を堪能した鳴海ゼミ一行でした。(3回生・豊浦正起)

中町ゼミ調理実習

 大学のゼミでの調理実習とは正直初めて聞いた。2019年11月21日の昼休みから今回作ったのは、イスラムのハラール食品を使用した、中東料理。作った料理はウズガラキョフテ、シュトゥラチの2品。これに材料の余りを使用したシフォンケーキを合わせた、計3品である。ウズガラキョフテは見た目はハンバーグと変わらない。これをナン生地のパンにサンドして頂く。口に入れた瞬間にラム肉の独特の肉汁が広がり、後をクミンなどのスパイスが追ってくる。本場トルコなどではラムを中心に使うようだが、今回はハラールショップのラムと牛の合挽を使用した。シュトゥラチとはライスプディング、米を使用したプリンである。こちらは上手く固まらず。ただ中東ではミルク粥を指すこともあるためライスプディングの形としては良いのかもしれない。これは食感がとても面白かった。シナモンをアクセントにミルクと米のアンバランスな食感。普段のプリンをイメージしていた分残念であったが、もう一度挑戦したい一品となった。(2回生・長谷泰誠;2回生・寺澤拓海)

佐藤(泰)ゼミ巡検@醍醐寺&法界寺

 2019年11月17日(日)、佐藤泰弘ゼミは、京都府の醍醐寺と法界寺を訪れた。午前は、醍醐寺の三宝院、伽藍、霊宝館を順に散策した。三宝院では、豊臣秀吉が設計したと言われる、華やかで静かな庭園を眺め、日頃の疲れを癒した。伽藍では、951年に完成されたといわれる五重塔を前に、1000年以上も建っているのかと先人の技術力に圧巻され、色あせた屋根や柱からその長い歴史がうかがえた。午後は法界寺を訪れた。法界寺では、特に電気の光がない阿弥陀堂が印象深く、日差しによって阿弥陀如来坐像が照らされ、仏像ならではの荘厳さが際立ち、畏敬の念が自然と湧いた。今回の巡検で、中世日本の良さに改めて感銘を受け、今後の中世日本史の研究においてその魅力を引き出そうと考えた。(3回生・藤原敬弘)

東谷ゼミ旅行@島根

  東谷ゼミは、2019年11月16日からの2日間、島根県出雲市と松江市にゼミ旅行に行きました。初日訪ねた出雲大社では、本殿に入る前に3つ鳥居をくぐり、「祓社」でのお祓い後に参拝しました。参拝後に引いたここのおみくじは吉凶を記さず、「旅行・縁談・病気」等と項目毎に記し珍しいです。 2日目は、松江城、武家屋敷、松江歴史館を訪れました。松江城は敷地が広く、松江神社や興雲閣などの多くの建物がありました。天守閣最上階から西の方角に宍道湖を眺望でき、天気が良く絶景でした。武家屋敷では、近世の武士の暮らしの様子がよく分かりました。松江歴史館では、敷地から発掘されたシジミやアワビなどの武士の食料、藩校や寺子屋で使われていた教科書が展示されてたほか、午後から火縄銃の演武と日本刀の居切りを見ることができ、貴重な体験となりました。ゼミ旅行は初めてでしたが、旅行の楽しさはもちろん、所々で先生の説明もあり、学ぶことが多く素晴らしい旅行となりました。(2回生・佐藤ゆめ子)

高田ゼミ 松江・出雲へ

 2019年9月2日~4日の2泊3日の日程で、松江城、出雲大社・島根県立古代出雲歴史博物館、足立美術館、安来市「水木しげるロード」にゼミ旅行に行ってきました。企画・運営すべてを学生が担当するのが高田ゼミの特徴です。4名の実行委員が3か月にわたり準備して、計画を立てました。当日は、2年生から4年生まで総勢15名が参加しました。古代史のロマン、私設美術館ナンバーワンの庭園美、「げげげの鬼太郎」に込められた作者の思いなどを、歴史の現場で体感するとともに、ゼミ生間の交流も深めました。(髙田 実)

中辻ゼミ巡検@淡路島

 私たち中辻ゼミは、2019年5月25 日に淡路島の五斗長・生田地区へ行きました。まず、五斗長地区では、集落営農についての話をうかがい、昼食では、五斗長で採れた玉ねぎを使用した料理を頂きました。また、生田地区では蕎麦打ちを体験しました。初めての作業で難しかったですが、自分で作った蕎麦は、今まで食べた中で一番おいしかったです。淡路島は、神戸ではできない体験を経験できたので良かったです。(2回生・吉田菫)

2019年度 歴文新歓遠足@みんぱく

歴史文化学科に入学した1回生の新歓遠足が 、2019年4月13日(土)、 吹田市の万博公園にある国立民族学博物館で行われました。前期の基礎演習の班ごとに分かれて展示を見学し昼食をとった後、サポーターの2・3回生が作成したクイズで盛り上がりました。今年は桜が残っており、解散後の花見も楽しむことができました。1回生はこの遠足で、歴文の雰囲気に馴染み、友達を増やすことができたのではないかなと思います。(3回生・福田綾香)