歴らぼのスペースを活用して読書会を行っています。この会は、様々な分野の学生が集まり同じ本を読み、意見を交換する会です。 自分一人で本を読み進めるのとは異なり、他の学生の意見や考えを知ることで、別の視点から物事を理解する事ができます。様々な学生が集まることを前提としているため、読書会で使用する本は1つの分野に偏らないように皆で話し合い決めています。現在のメンバーも、西洋史や中国史など様々ですので、少しでも興味を持った方は、是非参加してみてください。(4回生・林 孝洋)
rekibun
甲南の文化遺産01:Hermann Haackによる壁地図
歴史文化学科図書室と本学図書館には、教材としてかつて活用されていた多くの壁地図が所蔵されています。そのなかには、ドイツでカルトグラファーとして活躍したHermann Haack(1872ー1966)の作製によるものも多数あります。写真は講義(2010年度、地理学民俗学資料研究Ⅱ)の一環として本資料の整理を行い、その成果を図書館エントランスで展示した際の様子を写したものです。(鳴海邦匡)
2013年度卒業論文 三柴慶大(出口ゼミ):我が故郷 高砂の活性化についての一考察
高砂市民には、「祭り」にかける熱い思いがある。私利私欲とは無縁の奉仕だ。「祭り」とは、地元の人達とともに屋台を担ぎ、「一体感」「連帯感」「達成感」を共有しながら新しい地域の歴史を作り、文化を伝承する作業だ。「世代を越えた」「職種を越えた」交流を行う。幼い頃から参加することにより知らないうちに地元への愛着が育まれ、やがて、ゆるぎない郷土愛となる。「祭り」における絆と精神をもってすれば、何でもできるのではないだろうか。「祭り」を通して内側に形成されていく郷土愛という目に見えない意識に正面から取り組んだ卒業研究になった。
博物館実習体験記:箕面市立郷土博物館
2013年7月30日から8月2日までの4日間と短い間でしたが、大学の中だけでは体験できないことを学ぶ、貴重な経験でした。展示構成について考える機会があり、自分の考えを人に伝えることの難しさ、他校の仲間と協力して展示を完成させたという達成感を得ることができました。また、来館者に「来てよかった」や「また来たい」と思ってもらえるのかを常に考えることの大切さ、そのための行動力の必要性を改めて感じました。これからもこの実習で学んだことを生かしたいと思います。山川 和(2013年度卒)
留学体験記:リーズ大学(英国)
約半年間(2013年4月~9月)、学校のプログラムで留学し、本当に様々な出会いがありました。実際に外国人と接する中でイメージとは違う印象を感じたり、普段会うことのない国の方々とも授業を受けて、大変いい経験になったと思っています。また、ヨーロッパの様々な国を旅することができたり、多くの人と出会えて刺激的な日々を送ることができました。(4回生・尺采真希)