1960年代に開発された日本のニュータウンでは、現在、居住者の高齢化や住宅の老朽化といった問題が生じている。この論文では、特に高齢化率が高い明石舞子団地(神戸市垂水区・明石市、1964年開発)をフィールドに、GIS分析を活用しながら、ニュータウンの「いま」と「これから」の姿を探った。
図 高齢化率と住居の種類
『平成22年国勢調査』小地域統計より作成
歴らぼ(歴史文化らぼ)は、甲南大学文学部歴史文化学科の学生と教員が共に活動し、歴史文化に関わる事象を実践的に学ぶ場です。
高砂市民には、「祭り」にかける熱い思いがある。私利私欲とは無縁の奉仕だ。「祭り」とは、地元の人達とともに屋台を担ぎ、「一体感」「連帯感」「達成感」を共有しながら新しい地域の歴史を作り、文化を伝承する作業だ。「世代を越えた」「職種を越えた」交流を行う。幼い頃から参加することにより知らないうちに地元への愛着が育まれ、やがて、ゆるぎない郷土愛となる。「祭り」における絆と精神をもってすれば、何でもできるのではないだろうか。「祭り」を通して内側に形成されていく郷土愛という目に見えない意識に正面から取り組んだ卒業研究になった。
2013年7月30日から8月2日までの4日間と短い間でしたが、大学の中だけでは体験できないことを学ぶ、貴重な経験でした。展示構成について考える機会があり、自分の考えを人に伝えることの難しさ、他校の仲間と協力して展示を完成させたという達成感を得ることができました。また、来館者に「来てよかった」や「また来たい」と思ってもらえるのかを常に考えることの大切さ、そのための行動力の必要性を改めて感じました。これからもこの実習で学んだことを生かしたいと思います。山川 和(2013年度卒)
約半年間(2013年4月~9月)、学校のプログラムで留学し、本当に様々な出会いがありました。実際に外国人と接する中でイメージとは違う印象を感じたり、普段会うことのない国の方々とも授業を受けて、大変いい経験になったと思っています。また、ヨーロッパの様々な国を旅することができたり、多くの人と出会えて刺激的な日々を送ることができました。(4回生・尺采真希)